0歳~3歳は、パパママの「意識どき」ビジョントレーニング!

動画は先日2歳になったばかりの娘がスタジオに遊びにきた時のもの。

スプリュームビジョンというビジョントレーニングの専用マシーン。
一番簡単なメニュー、もぐら叩きにチャレンジ。
記録は30秒で22回。(動画) 2回目は27回。

とても上手に①目を動かして、②手で反応し、③続けることができました。

手が届かないので、トランポリンを足場にした不安定な状態でよく頑張りました。(親バカですみません)

やったことがない方には伝わりにくいかもしれませんが、私が実際にみてきた子どもたちの初回の平均では、4歳、5歳の年中さん、年長さんくらいで25~35回くらいです。

目を動かして、反応するということはもちろんですが、
「この範囲の中だけで赤く光るよ!」という、空間認識が大人が思っている以上にとても難しいのです。

回数や記録がどうこうではなく、2歳でも十分に「こういうことができる」ということを、保護者の方や指導者の方々に知ってもらいたいと思っています。
何よりも、この時期、3歳くらいまでの子どもたちの「目」の動き、眼球運動はとても柔らかく、可能性に満ちあふれていることを。

眼球運動などの視機能の下地は6歳くらいまでにできあがり、一般的には20歳くらいをピークに高まっていくと言われています。(もちろんトレーニング次第でいくつになっても鍛えることはできます)

でも最近は、スマホや携帯ゲームを見る「スクリーンタイム」の急増や、缶蹴りや鬼ごっこ等の外遊びの激減などにより、4歳~6歳くらいでも既に「目の動きが硬くなっている」子が急増しているのです。

日々のレッスンで実感することですが、
目の動きが硬い子は、

例えば、物を探したり、人や物の動きを追いかけたりするのが難しくなったり。

バランス感覚や、自分の体を思い描いたように動かすことが難しくなったり。

思うように頭(脳)や体が動かないので、イライラしたり、落ち着いて行動するのが難しくなったりするのです。

それが根本的な原因となって、

・失敗しそうなこと、難しそうなことにチャレンジすることを嫌がったり。

・できないことがあると、すぐに他のことに逃げたくなったり。

・自分の好きなことしかしようとしなくなったりすることにもつながっていきます。

そしてその様子から、「わがまま」、「あきっぽい」、「忍耐力がない」、「集中力にかける」、「根性がない」というような評価を受けてしまい、ますます自信をなくしてしまうことにもつながってしまうのです。

この望ましくない循環を、少しでも前向きなサイクルに変えていきたい!と強く願っています。

スタジオのレッスンは、今は4歳以上のお子さんをメインにしておりますが、

0歳~3歳のお子さんには、まずはパパやママにご家庭で、「柔らかい目」を意識した働きかけを楽しんでいただきたいと思っています。

全国を回って、指導者の方や保護者様向けの講演会活動などを積極的に行っている理由もここにあります。

絵本の読み聞かせ、カード遊び、おもちゃを使った遊びなども認識や意識が変わるだけで、とてもよい「目」のトレーニング(脳・体も)にもつながっていくのです。 ご興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね!

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