地元、奈良教育大学付属中学校さんで「見る力」講演会(ビジョントレーニング)
先日は奈良教育大学付属中学校さんに伺って保護者の方向けのビジョントレーニング講演会をさせていただきました。
校長先生をはじめ参加された方の中でビジョントレーニングについてご存知だった方は僅か数名で、ほぼ皆さん初めての方々でした。
今回はPTAの保護者の方からお問合せをいただいたことがご縁の始まりでした。
ビジョントレーニングは特別な方法ではないことをお伝えした上で、「見る力の大切さ」を知ってもらいたいという思いでお話させていただきました。
皆さんからは、「何となく感じていた子どもの不調の原因は今日聞いた見る力にあると痛感した。」
「もっと早く知りたかった」
「中学生からでも遅くないと聞いて安心した」というご感想を多くいただきました。
中学受験も経験してある程度学業面などで充実していると思われる中学生でも、多くの子が見る力を含めた「自分自身にしか分からない課題」を抱えているということを改めて実感しました。
中学生でも、例えば
・バランスよく目が使えていないので、読書や板書で疲れて集中できない。
・両眼がうまく使えていないので、姿勢や体のバランスが悪くなって運動や勉強のパフォーマンスが上がらない。
・集中力がないわけではないのに、視野が狭くなり周りの状況が掴めない。
・文章や式を1つ1つ目で追い過ぎてしまうために、読み間違いや計算ミスがどうしても出てしまう。
・部活を一生懸命やっているのに、ある程度のところから競技のパフォーマンスが伸びずに困っている。
という不調や不具合を何となく感じて日々を過ごしている生徒さんも多いのです。
そして、そこに関係していることが多いのが、「見る力」です。
眼球運動、瞬間視、周辺視野、手と体の協応性、形認識、空間認識といった見る力は、中高生でも大人の方でも十分にトレーニングで高めていくことができます。
Sonomono-Coachingでは、4歳から小学6年生、中学生の子どもたちを中心に大人の方のトレーニングも日々行っております。
(23年11月現在、4歳~中2までは全ての年齢の子が在籍しております。)
ネットやSNS、書籍に載っている情報には、ビジョントレーニングを特別な方法であるかのように表現したり、短期間(数週間~2,3ヶ月)で成果が出た事例が誇張されたり、誤解をまねくものが増え始めていますが。
現場で日々指導を重ねていくと、このトレーニングの方法が特別なものではなく、子どもたち一人ひとりの個人差も大きく、継続して力を伸ばしていくことの難しさを痛感します。
特に子どもたちの「見る力」を高めるトレーニングに1番大切なのは、周りの大人の「観る力」(みるちから)だと私は思っています。
子どもたちが、どのように見て、どう感じて、どう身体を動かしているのか?
観察して感じ取る力がとても重要で、Sonomono-Coaching(そのものコーチング)が何より大切にしていることです。
これからも、地域の子どもたちが自分らしく楽しく成長していけるように、子どもたちを認めてあげることのできる「観る力」を高める努力を、一人の大人として続けていきたいと思います。
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