できると思ってやればできる!(実演動画付 記憶力、ワーキングメモリー)

スプリュームビジョンのメモリー 光るボタンの場所と順番を覚えて、1つ目から順番に思い出して連続タッチ。映像は40個連続。

2023年も残り3日となりました。

今年のレッスンを振り返ると、特に子どもたちの記録更新が目覚ましい一年となりました。

中でも近年力を入れている「記憶力」。

例えば専用マシーンのメニューの1つ、「メモリー」。

光るボタンの場所と順番を覚えて、順番通り押していくという課題です。

光るボタンは正解する度に、1個、2個、、、10個、、、と増えていきます。

縦横約1mの広い空間に、捉えにくく配置されたボタン。

5個を記憶するのも難しい課題です。

私はこのメニューを追跡記憶、累積記憶と呼んでいます。

覚えながら次のこともまた覚え足していくという意味で、もちろんワーキングメモリーも鍛えられます。

AIが世の中の多くの仕事を占拠していくと言われる時代でも、絶対に欠かせない力だと実感します。

スタジオの小学6年生までの最高記録は、今年の秋に更新されて34個に。

20個を越える子も5人以上になりました。

今回紹介している動画は、最近私が40個を記録した時のものです。

実際には子どもたちに「先生もやってみて」と言われて見本映像を残すことになったのがきっかけです。(時間のかかるメニューでレッスン中のお手本が難しいのです。。。)

現在の最高は45個まできました。

夏頃までの記録は22個だったので、倍以上に増えたことになります。

子どもたちに記録を抜かされ、みんなが伸びていくことを喜んでいたのですが。

ある時ふと。日頃から子どもたちに、「絶対にできるから、できると思ってやってみて!」と声をかけている自分に。「自分は大人だから記憶力はこんなもん、と決めつけてるくせに」と突っ込みたくなり、恥ずかしい気持ちになったのがきっかけで。

約1ヶ月間、レッスンの合間に自主トレを続けていたのです。

自主トレを重ねていく中で、久しぶりに上手くいかない歯がゆさと情けなさと、そしてチャレンジしないと分からない心地よさを感じていました。

(やっぱりこれを子どもたちに伝えたい!)

「絶対に50個以上できる。できるためにやる!」と決めて今もトレーニングを続けています。

世間では、「記憶力は年をとれば落ちていくのが当たり前」と言われることがあります。

でもそれは、体の筋力と一緒で、統計的データに過ぎないことは色々な先人たちが身をもって教えてくれています。

子どもたちも同じです。

よく、「僕は記憶力全然ないから覚えられない。。。」という子がいます。

だから漢字も苦手、、、勉強も嫌い、、、と。

そもそも世間でいう記憶力とは何か? ということすら曖昧なのだから、

今の自分より「できるようになろう」と思って一緒にチャレンジしてみようよって思うのです。

子どもたちの無限の可能性をまた教えられた1年でもあり、

子どもたちに大人でも成長する喜びを教えてもらえた1年にもなりました。

できない理由探しをする人生より、「できるためにやってみる人生」の方がきっと楽しい。

来年も子どもたちと一緒に楽しく成長していきたいと思います。

Sonomono-Coaching(そのものコーチング)

ビジョントレーニングスタジオ

見る力のトレーニング

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