「判断力」も高められる!

19と14を全て探してタッチしよう!

この写真は、小学2年生のチャレンジ。

19と14の数字を探して、見落としなく、できるだけ速く、全てをタッチするという課題。

簡単そうにみえますが、大人でも難しく、個人差の大きい課題です。

とくにうちのスタジオでは大画面で行うので難易度も上がります。

どこを、どのくらい見て、どこからタッチしていくか? 子どもでも、大人でも人によって全然違います。

タッチした後に、見直しをするかしないか(必要か必要でないか)、見直しもどの順番に見て行うか?も入れると、もっと個人差があるのです。

お子さんをお持ちの方は、幼児さんでも、小学生でも、中学高校生でも、自分の子が、どういう風に行うか予想がつきますでしょうか?

写真の子は、最初のチャレンジでは、「簡単!」と言って、どんどんタッチしていって20秒くらいでできましたが、見落としも2個という結果が2回続きました。

見方のアドバイスをした3回目は、少し時間は長くなりましたが、見落としなくできました。

ビジョントレーニングの週一レッスンに通って約半年、よくここまでできるようになったと感心する状態です。

課題の難しさが分からない方からしたら、え?見落としがあるのに良い結果なの?と思われるかもしれませんね。

この子の場合は、入会当初は目を動かして何かを探すということ自体難しくて時間がかかっていたのに、今ではそのことにはストレスがなくなり、「すぐに見つけられる」と思って探せるまでに成長したのです。

今回の課題は探すということに加えて、重要なのは、「どうやって探したら見落としがないか?」の判断を先にすることなのです。

最初の2回のチャレンジでは、目に入ったものから手当たり次第にタッチしていき、どこまで見たか分からなくなり見落としというミスにつながったのです。

これはよくある、見て、判断をおろそかにして、手や体を動かしてしまう状態です。

学習でもスポーツでも、ミスが起こる時、判断が悪かったと後で反省する時は、この状態で行っていることが多いことに気付きます。

「判断」。そのために必要な見る範囲の広さと、見たものを的確に脳で処理するスピード。さらには、カメラのレンズのように見る範囲を広げたり、縮めたりして、脳も連動して考えられるようになることが次のこの子の課題です。

また一緒に頑張ろう!

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