ビジョトレで希望を掴んだゴールキーパー?!
新型コロナの影響が続く中、中高生の部活動も少しずつ練習や試合ができるようになってきました。
「捕れなかったボールがとれるようになってきたみたいです!」
「本人はまだ半信半疑なんですが、日頃絶対に人のことを褒めない友達が、上手くなったねと褒めてくれたらしんです!」
先日ある保護者の方からまたまた嬉しいご報告をいただきました。
県外のサッカー強豪校に通う高校2年生のゴールキーパー。
最初にビジョンチェックにきてくれたのは高1の終わりの3月末。コロナでの自粛生活が始まった頃です。
お母様曰く、推薦で入学したものの本人が思うように伸びていくことができなかったようで、「もうこれ以上上手くなるイメージがもてない」と希望を失い、いわゆる大きなスランプ状態にいました。
ビジョンチェックをしてみると、苦手な方向や、目の動かし方の課題が明確に見えてきました。
自覚していた状況とも合致して本人も驚いていました。
だからと言ってそう簡単にやる気満々になってくれたわけではありません。
見え方や視機能が変わったからといって本当にキーパーのパフォーマンスが向上するのか?半信半疑なのは変わらなかったそうです。
それでもわざわざ県外から時間を見つけて個別トレーニングに通ってくれました。
2ヶ月前のトレーニング後、お母様から
「先生の目の動きが凄すぎた!と言って帰ってきて、スイッチが入ったようで、目の色を変えて家でもトレーニングしています!」
と嬉しいご報告がありました。
僕はいつも幼児さんでも高校生でも大人の方でも、生徒さんには理屈ではなく、実際に見本を見せて体感してもらうようにしています。
その時も基本の眼球運動とボクサーでも難しいパンチングボールの高速連打を実践して見てもらっていました。
いつも、こういう部分に「伸びしろがあるんだよ!」と伝えています。
「伸びしろが沢山ある」
「伸びしろがあることは恥ずかしいことじゃなくて、とても素敵なことだよ!」と。
彼もまだまだビジョントレーニングを始めて3ヶ月。
半信半疑はむしろ当たり前。
試合に出る、試合に勝つという結果だけではなく、
「自分の思うようにプレーできるようになる」ことを目指してこれからも頑張ってほしいと思います。