京都で講演会 0歳~70代の方々まで 目から未来を創造(想像)する?!
京都府宇治市にある市のコミュニティセンターさんからのご依頼で、今週は、ちょうど1年ぶりに実際にお会いしての講演会が実現しました。
新型コロナの影響が続く中ですが、市の職員の方が感染対策をしっかりと行ってくださり、定員を半分に減らすなどの対応を十分に行っての開催です。
縁もゆかりもない地域で、ビジョントレーニングについてもご存知なかった市の担当職員さんが、スタジオのホームページ記事から興味をもってくださりご連絡をいただいたのがきっかけです。
平日開催ということで、午前の部は小さなお子様連れの保護者の方向けに、午後の部はシニアの方を中心とした大人の方向けに。
コロナ渦にも関わらず定員一杯のご参加をいただきほっとしました。
1日でとても幅広い年齢層の方々とお会いすることができとても貴重な機会となりました。
ビジョントレーニングは4歳くらいのお子さんから80歳以上のシニア層の方々まで実践でき、効果が期待できるトレーニングです。
私はいつも、
0~3歳はママパパの意識どき
4歳~6歳は始めどき
7歳~12歳は伸ばしどき
13歳~20歳は極めどき
大人・シニアの方は改善しどき。
とお伝えしています。
午前は、0歳、1歳のお子様をベビーカーや抱っこひもでお連れのママさんたちがご参加くださいました。
3歳くらいまでは眼球運動など視機能が未熟で当然なので、周りの大人がそのことを認識して少しずつ発達していく過程を楽しんで観察していくことの大切さなどをお伝えしました。
例えば、「読み聞かせ」よりも「見聞き読み」が大切なことなど。目・脳・体と言語習得、運動神経の発達、6歳以降の学力との関係まで。
午後は、60代、70代を中心に日頃から健康や生活の質の向上のために色々なことを意識してされている元気な方々がご参加くださいました。
ほぼ全員の方がビジョントレーニングのことをご存知ありませんでした。
でも例えば日本で「脳トレ」と言われているものは大体がビジョントレーニングの一部であること等をお伝え。
実際に眼球運動、瞬間視、周辺視、目と身体の連動性のトレーニングを皆さんで楽しく体験していただき、笑いありの楽しい時間となりました。
ママさんたちからは、
「学力や運動能力に目がそんなに関係しているなんて全くしらなかった」
「子どもが小さく大人がリードしてあげたい今の時期に、何を意識したらよいか分かって嬉しい」
「日常ですぐに取り入れられることばかりだったから、早速にやってみたい」
シニア層の方々からは、
「始めて聞くことばかりだったけど、思い当たることばかりでとても納得」
「認知症の予防改善にもよさそうだから家族と一緒にトレーニングしてみます」
「こんな話しが聞けってめっちゃラッキー!通っている脳トレ教室にもこういう内容を取り入れほしい」
と嬉しい声を沢山いただきました。
講演後も参加者の方々との立ち話に花が咲き、子育てや教育論についても熱く語り合いました。
「とっても(世の中に)良いことしてると思うから、これからも頑張ってね!」と大先輩方から熱烈なエールも沢山いただき勇気づけられました。
認知も低く理解もされにくい分野に絞って専門のスタジオ(教室)を運営していくことは決して簡単ではありませんが、これからも自分にできることを地道に続けていきたいと思います。