「みる」ってそういうことだったんですね!?
昨日は出張講座・勉強会の講師として、東北 仙台によんでいただきました。
今年最高36度の酷暑の中で、5時間。休み10分でしゃべり続ける熱い一日に。
テーマは学力と見る力について。(ビジョントレーニングの体験も含めて)
学習の現場で日々子どもたちと向き合っていらっしゃる指導者の皆さんの熱心な姿勢にはいつも敬服します。
「子どもたちのことをよく観ることが大切だとは分かっていたのに。。。」
「私が観ていたのは、とても浅かったと反省」
「色々なものを見聞きしても、なかなか腑に落ちなかったけど」
「今日は、まさにこれだ、これが観るっていうことだって思った!」
「何より、何のために観るのかが分かった」
という感想をとても嬉しそうに言ってくださいました。
教育の現場でも、スポーツの現場でも、指導者は子どものことを「よく観ましょう!」ということは日本でも大分当たり前に言われるようになりました。
でも、「よく観る」の「よく」というのは、何をどのように観ればよいのか分からないという方はとても多いように思います。
子どもたちがどう考えて、どう感じているのか? 頭(脳)の中を覗くことはできません。
でも脳と密接に結びついている「目」を観ていけば、少しずつ子どもたちのことが見えてくるように思います。
どこを、どのように、どれくらい見ているのか?
ということはこう考えている? こう感じている?
楽しそうだな、つまらなそうだな。
という具合に。
指導者は、子どもの目線の動きや、表情、状況などを観察 「観る」力が求められますが、
その土台となる、指導者自身の「見る力」(視機能としての)も高めていく必要があることにも気付いてくださいました。
これからも、文字通り全国 北海道から沖縄までの指導者の方々と一緒に、自分磨きを頑張っていきたいと思います。子どもたちをもっと応援するためにも。