ビジョントレーニングを実体験

まずは実体験ということで、私自身もビジョントレーニングを実践しています。
最初に受けたのは初体験の視覚機能診断。
約1時間かけて詳しく見え方についてチェックしてもらいました。
例えば。。。
40センチくらいの近くで計る近方視力。
上下左右などに眼をスムーズに動かせるかの眼球運動。
寄り眼ができるか?どこまでの近さがぼやけずに見られるか?(輻輳の確認)
スプリュームビジョンという電子掲示板のような機械を使って、ランダムに光るボタンを
できるだけ速く押していくテスト。(もぐら叩きみたいな感覚です)
周辺視野、眼球運動、眼と手の連動などが試されます。

その他にも、図形をみて正しく模写できるか? パズルを一瞬で覚えてその通りに再現できるか? これらは視空間認知力、瞬間視、ぱっと見たものを頭でしっかり捉えて正しく認識できるか?などが試されます。

どれもほぼ初体験の内容で、いい大人がハラハラドキドキしました。
結果は全体的にまずまずだったようです。一安心。

課題としては、例えば寄り眼がうまくできていないことでした。
寄り眼がうまくできないと、近くの物を見る時のピント調整がうまくできないので、
眼が疲れやすかったりするのです。
近くを見ると疲れるので、例えば本を読むのが苦痛だったりとい人が多いのです。

私もまさにそれでした。昔から本を読むと疲れるので、本を読むが嫌いでした。
でも長年それは、「自分は本が好きではないから」という気持ち的な面で解釈していたのです。
でも実は、寄り眼ができない→近くを見るのが苦手→本を読むのが疲れる→本を読むのをさけるようになる。といった順番で、
根本的な因は、寄り眼=眼の機能にあったのです。
なんだかすっきりした気持ちにもなりました。

それからパズルなどのテストで、瞬間的に図形などを頭に焼き付ける(記憶)する瞬間視などに伸びしろがあることがわかりました。

大きくはこの2点。寄り眼と瞬間視という課題を意識して自分でトレーニングをすることにしました。
1日20分程度ですが、ボールペンの先を指標にして、50㎝くらいの距離から眼の先に指標を近づけてそれを眼で追うことで寄り眼の練習をしたり。
地味なトレーニングに思えますが、やっていると見え方に変化を感じ、トレーニングをやている時自体も、眼に心地よさを感じるのではまっていきました。

1ヶ月半くらい続けていると、見え方に変化を感じました。
1歳の娘を抱っこして、顔をのぞきこむ時の見え方が変わったのです。
前は、かわいくてしかたがない娘の顔を近くでみるのが苦痛だったのです。
のぞき込もうとすると近すぎてぼやけてしまう。でも近くでみたい。。。
なんとももどかしい気持ちでした。

それがだいぶ見やすくなって、ぼやけなくなったのです。
なんともハッピーな気持ちになり、これまで以上に娘をぎゅっと抱きしめてしまいます。

ほんの一部分ですが、
ビジョントレーニングは、子どもだけではなく、大人でも、高齢者の方でもできるトレーニングで、いくつになっても鍛えることができるのです。

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