リズムを大切にすると、呼吸があってくる
最近の娘は、お茶の入ったボトルを自分でもってストローで飲むことができるようになりました。
それでもたまに一緒に食事をしている時に、私がボトルをもってストローを口元にのぞかせることがあります。
自分の意思でちゅーっと吸い込んでぱっと離す。このリズム、タイミングがわかるようになってきました。
もっといえば、このタイミングでお茶を欲しているというのも分かってきました。
もちろん、たまには「違う!」という感じでストローをはね除けられることもありますが。。。
まだ言葉は通じませんが、飲みたいタイミングも、口から離すタイミングもばっちりあった時に、娘が飲み終わりに満足げに「ふぅ~」と息をもらすのを聞くと、なんとも嬉しい気持ちになります。
(私が暑い日の仕事終わりに、生ビールのいっぱい目を飲んだ後にもらす、「あ゛~っ」の時と同じように)
学習、スポーツ、ビジネス問わず、コーチングの時にリズムとタイミングはとても重要だと思っています。
相手が自分でやろう、やりたいと思ってチャレンジしていることを感じようと観察して、コーチがそれを受け止めて、さらによくなる促しをしようと思って、いつ、何を、どのようにアドバイスしたらよいか? を探っていると掴めてくるのがこのリズムとタイミングです。
もちろんここでいうリズムやタイミングは、「相手にとっての」ものであって、コーチのそれではありません。
私は、いい関係でコーチングができていると、その両者の間の「呼吸があってくる」と思っています。
これは本人たちも感じるものですが、第三者から観ても感じられるものだと思います。
みなさんもご経験がありませんか? 「なんかあの人たち息があっているよね?」と感じたことが。コーチングと言わなくても、例えば「あのご夫婦息があっているね」といった感じで。
Sonomono-Coaching(そのものコーチング)でも、子どもたちや、大人の方々と、呼吸(息)のあった関係をたくさん築いていきたいと思っています。
そのために、赤ちゃんでも、子どもでも、大人でも、関係なく、相手のことを楽しんで観察することをこれからも続けていきたいと思います。